ひとり暮らしを楽しい快適な生活にするために

部屋の賃貸契約の流れ

○部屋を何件か下見をしたら、よく検討して後日申し込みをします。 どうしようか迷っている期間が長いと、他の入居希望者が先に決めてしまうことがあるので注意します。

○申込書に記入する
不動産会社で申込書に記入します。氏名、住所、職業、年収などを記入します(学生さんの場合は親の年収など)。 それをもとに大家さんによる入居審査がある場合があります。 申込金(預かり金)として1万円~家賃1ヶ月分を払う場合もあります。申込金を払ったら預かり証を発行してもらい、そこには全額返還されることと署名、捺印、社印があるかどうかを確認しておきます。 部屋をキャンセルした場合は、申込金は必ず返還されることになっています。

○契約
不動産会社の宅地建物取引主任者の資格がある人から、重要事項説明書の内容について説明があります。 そして賃貸契約書が渡され、そこには賃料の支払い方法や滞納した場合のルール、退去時の予告方法や時期などが記載されています。
賃貸契約書をきちんと確認し納得したら署名・押印し、必要費用(⇒借りるときにかかる金額)を払ったら、部屋の鍵が渡されます。

○契約時に必要な書類
住民票、印鑑証明書、源泉徴収票、連帯保証人の同意書と印鑑証明書など

 [スポンサーリンク]

賃貸契約書で必ず確認すること

■家賃の額、支払日、支払い方法、滞納
家賃の支払いは翌月分を前月末日までに支払うことが多いです。支払い方法は自動引き落としや振込みが多いですが、忘れることがないように、自動引き落としにしたほうが便利です。
滞納した場合に延滞金が必要と記載されていたら、どのくらいの金額になっているかを確認しましょう。

■賃貸契約の更新、退去
通常は2年間が契約期間になります。それ以降も更新して住む場合は、家賃更新料を1ヶ月払うことが多いです。
退去する場合は、いつどのような形で連絡するかを確認しておきます。記載されている期日に退去の連絡しないと、余計な家賃を払うことになるかもしれないので注意しましょう。

■敷金返還に関わる特約
退去時に原状回復が義務づけられているが、ハウスクリーニング代を敷金から補てんするなどの記載がされていることもあるので確認します。
賃貸の原状回復については、国土交通省がガイドラインを発表しています。 ⇒「国土交通省『原状回復をめぐるトラブルとガイドライン(改訂版)」
これは原状回復による契約関係、費用負担等のルールのあり方を明確化したものです。

■賃貸契約の期間
通常は2年間が契約期間になります。それ以降も住む場合は、家賃更新料を1ヶ月払うことが多いです。

■エアコン、ガスコンロ、照明などは設備になっているかどうか
 設備になっている場合は、故障したときは大家さんが修理費を負担することになります。 前の入居者が置いていった設備の場合は、故障したときに大家さんの修繕義務はありません。

■禁止事項
ペット、ピアノなどは禁止のほうが多いです。 石油ストーブや事務所利用、ルームシェアなどが禁止の場合もあります。

↑ PAGE TOP